つないだら使う(GISに載せる)
前回はwebODMでSfM処理を紹介した。
撮影した写真からオルソモザイク・点群などの「なにかに使えそうなデータ」にはなりました。
防災用途であれば危険個所や被災状況の確認に、
農業用途であれば圃場マップ(農耕地の地図)として栽培の為の情報を付加します。
で、私の本業は「果樹栽培(梨・キウィなど)」。
で、梨園の圃場マップを作って情報を重ねていきます。
まず基本になるのは「位置」「距離」「面積」
そして「品目・品種・樹齢・健康状態」ほかもろもろの情報を載せていくことで見えてくるものが(あることを期待して)。
載せていく情報は文字だったり数値だったり点だったり線だったり画像だったり。
植物の場合には「マルチスペクトル画像」という目に見えない波長をとらえられるカメラで撮った何種類かの画像を重ね合わせて何らかの傾向や課題を見出し、栽培・経営のプランに盛り込み(たい)ます。
重ね合わせるツールは「GIS(地理情報システム)」というカテゴリーのソフトになります。
ドローンバードでは広く公開するためにOpenDroneMapに公開したデータをWebGIS(ひなたGISなどhttps://hgis.pref.miyazaki.lg.jp/hinata/)にオーバーレイして情報を付加できるようにすることを推奨しています。
公開せずにプライベートに使用する場合、オープンソースの「QGIS」(https://qgis.org/ja/site/)などをパソコンにインストールして使います。
「撮る→つなぐ→使う」の「使う」が出来ると撮った意味が見えてきます
自分にあった「使い方」を探してみましょう。
P.S.
Animation with Metashape
https://youtu.be/bXqqtTgaUFs
witten by nashitakahashi